先日配色の本を探しに行った本屋で、配色の本を買わずに予定外で思わず買ってしまった本、
竹内 謙礼さんの「ホームページの値段が「130万円」 と言われたんですが、これって相場でしょうか?」
この本、ホームページを依頼する側のクライアントへ向けて書かれた本ですが、ふと、 「私、根本的に依頼を受ける側の視点しかないのかも?」と、なんだか私の知らない気づきが得られそうな気がして、購入した訳ですが・・
一読して、ホームページを新規で作る(あるいはリニューアル)予定のクライアントの方はもちろん、ホームページを提供する立場の私にとっても、知るべき内容でした。
正直なところ、クライアントにとっても、私のように地方でWEB制作の仕事を受ける立場の人間にとっても、両方に耳が痛い内容という前提で、まずショックを受けることを前提に読んだ方がいいかもしれません。。。
でもこれは体験上、今のWEB業界にとって本当の話だと言い切れます。
なんとなく曖昧になりがちな見積もりの話が、理由とともにきっちりと明確な金額で記されていて、ホームページを所有することで結果を得たいなら、どの部分に費用をかけるべきなのかが明確に記されています。
ホームページに限らずですが、なんでも安く済ませればいいのではないのですね。
安いものには安いものなりの理由がある!
しっかりと目的を持って依頼しないと、せっかく作ったホームページなのに結果的に損をしてしまうなんて笑えません。
特に、ホームページを依頼して失敗したくないクライアントの方にとって必読本。
今のところAmazonのレビューがほとんどがWEB業界の方と思われるので、やっぱり手にするのは業界人なのか・・となんとも言えないところですが。。
と言いつつ自分自身の仕事に対する今後の在り方についても、今一度、きちんと考え直さねばと考えてしまうほど、たまたま出会ったにしては大きな収穫が得られた本、おすすめです。